「ブーフーウー」の版間の差分
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Okaasantoneko (トーク | 投稿記録) |
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2021年1月31日 (日) 04:07時点における版
『ブーフーウー』は、NHKの幼児番組『おかあさんといっしょ』内の人形劇。 放送時期は1960年9月5日から1967年3月28日まで。月曜日と火曜日のコーナーだった。
内容
メキシコに住む三匹のこぶた(ブー、フー、ウー)の物語。 司会のお姉さんが毎回カバンから三匹の人形を取り出し、ネジを巻いてボタンを押すと動き出す。[1][2]
放送開始以前
『ブーフーウー』という作品は放送前から存在した。 1954年に、放送時と同じデザインの人形絵本[3](構成・文 飯沢匡、人形制作: 川本喜八郎、人形デザイン: 土方重巳)が出版された。 このときはまだ、「ブーフーウー」という名前は付いていなかった。 1956年に、『婦人公論』[4]で「ブーフーウー」(作: 飯沢匡、絵: 土方重巳)の連載が始まり、このとき初めて「ブーフーウー」という名前が登場した。[1] この連載では、オオカミにロドリゲスという名前がついていた。 キンダーブック1960年8月号[5]には、「ぶーふーうーのうた」というタイトルの楽譜が掲載されている。作詞作曲と歌詞は放送時のものと同じだが、曲が少し異なっていた。
その他
- 飯沢匡がNHKに放送脚本を依頼されたときに、指定するデザイナーと製作者をつかうことを条件とした。[1]
- 人形について
- 1963年3月で一通り終わり、4月からアンコールという形だった。[6]
- 1976年9月11日から、「ペリカンおばさん」のコーナーで隔週でリバイバル放送された。声優は大山のぶ代、堀絢子、増山江威子。人形は作り変えた。[8]
- 1978年3月21日に、NHKでテレビ開始25周年の記念放送があり、ブーフーウーが舞台に登場した。飯沢匡はそれまで人形が動き出すという夢を壊すという理由でブーフーウーを舞台に上げることを断っていた。[9]
- 飯沢匡は「ブーフーウー殺人事件」という推理喜劇を書いた。勝手にブーフーウーの名前をつけたレストランやマンションがあり、嫌がらせる目的もあって、殺人事件とつけた。[10]
スタッフ
- 作: 飯沢匡[11]
- 作曲: 小森昭宏[11]
- 人形操作: ひとみ座[11]
- デザイン: 土方重巳[1][11]
- 制作[1]
- シバ・プロダクション
- 協力
- 田辺朋子
- 宮坂元子
- ひとみ座
- 司会[11]:
- 声
- 操演[11]
- 高橋悦史
- 高見映
- 東京放送児童劇団
- 演出: 田村洋 [11]
- 振り付け: 三輝容子[11]
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 『放送文化』第16巻第2号、日本放送出版協会、1961年2月。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 『NHK』第1巻第11号、NHKサービスセンター、1960年10月1日。
- ↑ 飯沢匡『三びきのこぶた』トッパン、1954年。
- ↑ 『婦人公論』第41巻第4号、中央公論社、1956年4月。
- ↑ 『キンダーブック』第15巻第5号、フレーベル館、1960年8月。
- ↑ 6.0 6.1 「ブーフーウーの世界」『朝日新聞』、1963年6月2日、{{{page}}}面。
- ↑ 『NHKのおかあさんといっしょ』第5巻第9号、講談社、1989年9月、52頁。
- ↑ 「「ブーフーウー」復活」『読売新聞』、1976年9月10日、{{{page}}}面。
- ↑ 「TVの25周年回顧」『毎日新聞』、1978年3月25日、{{{page}}}面。
- ↑ 飯沢匡『飯沢匡喜劇全集6』未来社、1993年。
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 11.4 11.5 11.6 11.7 みやしたゆきこ『おかあさんといっしょのあ・い・う』くまざさ出版社、2000年、99頁。ISBN 978-4938546427。
- ↑ “おかあさんといっしょ | 番組表検索結果詳細 | NHKクロニクル”. 2021年1月31日閲覧。
- ↑ “おかあさんといっしょ | 番組表検索結果詳細 | NHKクロニクル”. 2021年1月31日閲覧。
- ↑ 『NHK』第2巻第5号、NHKサービスセンター、1961年3月1日。
- ↑ 『放送文化』第29巻第4号、日本放送出版協会、1974年4月。