「ブーフーウー」の版間の差分

提供:おかあさんといっしょメモ
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* 作: 飯沢匡
 
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* 作曲: 小森昭宏
 
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* 出演
 
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2021年1月25日 (月) 12:14時点における版

ブーフーウー』は、NHKの幼児番組『おかあさんといっしょ』内の人形劇。 放送時期は1960年9月5日から1967年3月28日まで。月曜日と火曜日のコーナーだった。

内容

メキシコに住む三匹のこぶた(ブー、フー、ウー)の物語。 司会のお姉さんが毎回カバンから三匹の人形を取り出し、ネジを巻いてボタンを押すと動き出す。[1][2]

放送開始以前

『ブーフーウー』という作品は放送前から存在した。 1954年に、放送時と同じデザインの人形絵本[3](構成・文 飯沢匡、人形制作: 川本喜八郎、人形デザイン: 土方重巳)が出版された。 このときはまだ、「ブーフーウー」という名前は付いていなかった。 1956年に、『婦人公論』[4]で「ブーフーウー」(作: 飯沢匡、絵: 土方重巳)の連載が始まり、このとき初めて「ブーフーウー」という名前が登場した。[1] この連載では、オオカミにロドリゲスという名前がついていた。 キンダーブック1960年8月号[5]には、「ぶーふーうーのうた」というタイトルの楽譜が掲載されている。作詞作曲と歌詞は放送時のものと同じだが、曲が少し異なっていた。

その他

  • 飯沢匡がNHKに放送脚本を依頼されたときに、指定するデザイナーと製作者をつかうことを条件とした。[1]
  • 人形の制作費が高かったため、13回以上使うことを条件とした。[1]
  • 1963年3月で一通り終わり、4月からアンコールという形だった。[6]
  • ブー、フー、ウーとオオカミの人形は大中小の三通り存在し、12体の人形の費用は約50万円。[6]

スタッフ[2] [7][1] [8][6]

  • 作: 飯沢匡
  • 作曲: 小森昭宏
  • 人形操作: ひとみ座
  • デザイン: 土方重巳[1]
  • 制作[1]
    • シバ・プロダクション
    • 協力
      • 田辺朋子
      • 宮坂元子
      • ひとみ座
  • 司会: 荻昱子
    • ブー: 本野麻耶(途中降板)、大山のぶ代(「NHK」1961年3月1日号[7]の時点では大山のぶ代だった)
    • フー: 三輪勝恵(三輪かつえ)
    • ウー: 黒柳徹子
    • おおかみ: 永山一夫
  • 出演
    • 高橋悦史[8]
  • 演出

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 『放送文化』第16巻第2号、日本放送出版協会、1961年2月。
  2. 2.0 2.1 『NHK』第1巻第11号、NHKサービスセンター、1960年10月1日。
  3. 飯沢匡『三びきのこぶた』トッパン、1954年。
  4. 『婦人公論』第41巻第4号、中央公論社、1956年4月。
  5. 『キンダーブック』第15巻第5号、フレーベル館、1960年8月。
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 「ブーフーウーの世界」『朝日新聞』、1963年6月2日、{{{page}}}面。
  7. 7.0 7.1 『NHK』第2巻第5号、NHKサービスセンター、1961年3月1日。
  8. 8.0 8.1 『NHKテキスト幼児の時間』、NHKサービスセンター、1965年1月。